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08年12月17日(水)

過日宇都宮市の保育園を対象にした「発達障害」に関する研修会にママくまさんの先生が参加いたしました。
先生から報告を受けたその内容(レジメ)を参考に掲載いたします。
なお文中に貼られたリンクはくまさんが参考に貼ったリンクです。講習の中で紹介されたものではありません。
講師は とちぎリハビリテーションセンター 小児科の小黒 範子先生でした。


     本日の内容
・発達障がいの概要レ
・事例の紹介
・発達障がい児と家族への関わりについて
*ぜひ、保育に携わっている皆さんと達携を深められたらうれしいです。


保育園での気になる/困った行動
 ・多動         
 ・言われていることがわからない
 ・話ができない
 ・パニック、かんしやく
 ・ひとり遊び犬
 ・他の子どもに手が出る
 ・偏食    


発達障がいとは
 ・広汎性発達障がい:   
  自閉症、アスペルガ一症候群を含む
 ・学習障がい
 ・注意欠陥/多動性障がい(ADHD)
 ・知的障がい  


自閉症の3主徴 自閉症の定義
コミュニケーション障害
 言葉の遅れ
 オウム返し
  独り言
  ジェスチャー 視線コミュニケーションの障害 
 会話にならない
対人関係障害
 視線が合いにくい
 返事をしない
 友達と遊べない
 関わりが一方的
 通常の愛着関係が育ちにくい
 共感性に乏しい
想像力の障害
 特定のものに固執
 変化や変更を嫌がる
 応用することが苦手

自閉症のタイプ 
・孤立型
 他人が存在しないように振る舞う
 呼ばれても来ない、返事をしない
 表情がない
 クレーン現象(相手・親等の手を使って何かをさせようとする)
・受動型
 他人との接触は受け入れる
 言われたことには従うが、嫌だという意思表示が出来ない
・ 積極・奇異型
 他人に積極的に関わろうとするが、一方的であったり、奇妙な印象を与える
 一方的に話す
 自分の思う通りに相手が反応しないと、扱いにくくなったり攻撃的になる

自閉症のその他の症状・計画して、順序立てて実行することができない
 ・全休め状況を考慮して、物事を理解する力が弱い 
 ・「心の理論」の璋がい(相手の立場で考えない)
 ・運動が不得手         
 ・鍼琳、行動の減少や停止  
 ・タイムスリップ現象
 ・感覚過敏
 ・ファンタジーヘの没頭


発達障害と愛着形成
  子供はどの様にして親との愛着を深めるか?
子供の世界


注意欠陥・多動性障害
  集中困難
  多動性
  衝動性


ADHDのタイプAD/HDナビ    ADHDライフ
  ・不注意優勢型
   勉強に集中出来ない
   忘れ物
   スケジュールの記憶違い
  ・多動性/衝動優勢型
   多動
   切れやすい
  ・混合型
   同上


ADHDに伴いやすい障害
  ・学習障害  ・反抗挑戦性障害/行為障害   ・不登校   ・不安障害   ・気分障害
  ・チェック障害   ・てんかん   ・発達性協調運動障害   ・発達性言語障害


  
保育のポイント
 ・集団参加の居場所がある  ニ
 ・基本的生活習慣:自立ヘ  ニ
 ・学習態勢(座っていること、まねすること)
 ・認知能力を高める:遊びの大切さ
 ・ことばの促し
 ・運動(手を使った、指先を使った運動・遊びがとても大切)
 ・保護者へのかかわり


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くまさんから
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発達障害についてはあまり心配はなさらないで下さい。
とはいえ、紹介したような発達障害があると言うこと、そしてこうした発達障害を持つ子供が増えてきていることもまた事実であると言うことも知っておいて下さい。

以前の子供の中に1,2名「この子は?」という子も居ましたが、現在のママくまさんの託児室の子供達にこうした発達障害を持つ子供は居ないと思っています。

障害の症状に自分の子供を当て嵌めると当たっている、気になってしまう点もあるかと思いますが、子供は成長過程ですのである1時点を見て判断を下すことは出来ませんし、個人個人で成長の早い遅いの個人差もあります。
ただ、ご家庭での子供への接触は十分に持ってあげて下さい。
講習での最後の項目  保育のポイントはご家庭での子供への接触にもいえることです。

中でも一番お願いしたいのは子供と沢山お話をするということです。
話すこと、話を聞くことで子供はドンドン成長してゆきます。
この習慣をしっかり身につけてあげることが発達障害への大きな防波堤になるとくまさんは思ってます。(とはいえ自分の子育てを考えると偉そうなことはいえませんけどね(苦笑))
話しかけること、話をさせること、親子の会話をしっかり持って下さい。
できれば、子供と一緒にいる時間はテレビをかけない方が良いと思います。(くまさんは、良く玲衣ちゃんママに「テレビ消して!」と言われているのですが・・・・・)

・どうしてもテレビがかかっていると会話が途絶え勝ちになってしまいます。
・子供はテレビの情報量に追いつけないと思います。一方的に情報を見せられ垂れ流しているだけで考えること、想像することがその時間止まってしまってます。

代わりに本を読んであげる、お話を語ってあげるそんなことが出来ればいいですね。(理想論ですが)


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2008年12月17日 10:59に投稿されたエントリーのページです。

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